経費のなかで通信費は意外と大きな位置を占めていて困っている、という企業も多いことでしょう。とはいえ、素早く正確な情報のやり取りが、企業の命運を担う一端になっていることも事実です。
そこで現在、企業用携帯のあり方についてお悩みの方に、auのお得な法人向け携帯料金プランについて紹介いたします。
auには、社内間でのやり取りが多い企業や社外へ電話を掛ける機会が多い企業等、様々な形態に合わせた料金プランがあります。
目次
1.まずは基本的な「オフィスケータイプラン」をチェック
通信費を抑える為の法人携帯を選ぶにあたって大切なことは、基本使用料が安いかどうかは言うまでもなく、料金プランがわかりやすいかどうかということもあります。
auの強みは基本使用料を安く抑えられること、そして様子見をしてみたいというユーザーに向けたシンプルなプランと、長期利用者のためのよりお得なプランが数多く揃っていることにあります。
auの基本的な法人・ビジネス向けの料金プランは、「オフィスケータイプラン」です。対象機種は4G LTEスマートフォン (Android (TM)/iPhone)、3Gスマートフォン (Android (TM)/iPhone)、4G LTE携帯電話 、3G携帯電話です。
こちらは2年契約の「誰でも割」を適用した場合、基本使用料を800円に抑えることができ、au携帯・スマホ、KDDI光ダイレクト、auひかりビジネス、KDDI-IPフォンといったKDDI固定電話への通話が24時間無料になります。
しかし他社固定電話へ掛ける際は3分で8円、他社携帯・スマホへ掛ける際は1分40円となりますが、これは次に紹介する「auビジネスW割」を適用した場合の金額となります。
社外への通話だけでなく、パケット通信も頻繁に使用するという企業であれば「auビジネスW割」がおすすめですが、社外よりも社内間のやり取りが多い企業であれば基本的な料金プランでも十分でしょう。
しかし、2年契約の「誰でも割」は自動更新となるため、途中で解約を希望すると契約解除料の9500円が必要となりますので要注意です。「誰でも割」を使用しない場合の基本利用料は、1600円と適用後の2倍になってしまいますので、やはり長期利用を見込んで「誰でも割」を活用するのがお得であると言えます。
「ビジネス通話定額」という、社内間のau携帯・スマホ(4G LTE)のやりとりが月額利用料プラス1台300円、3Gであれば1台900円で24時間無料になるシンプルな料金プランもあります。
「ビジネス通話定額」では固定電話がKDDIであれば、さらに月額利用料1回線あたりプラス900円で固定電話からの社内携帯・スマホへのやりとりが24時間無料になります。
2.「auビジネスW割」で社内間も社外間もよりお得に
パケット通信が多い、また社外へ電話を掛けることが多い企業、またauひかりビジネス等、ネット回線を含めて固定電話の乗り換えを検討しているという企業であれば、「auビジネスW割」が断然お得と言えます。
これは2年間の継続利用が条件となりますが、「誰でも割」もしくは「誰でも割ライト・自動更新なし」と「法人通話・パケット割」に同時に加入することで適用されるプランです。「誰でも割ライト・自動更新なし」とは、2年間の継続利用で基本使用料が割引になり、3年目以降は割引額はそのままで契約解除料がかからないプランを指します。
一見ライトの方がお得に見えるのですが、長期の利用を考えている場合は、ライトではない方がお得になりますので、よく検討してから加入するかどうかを決めましょう。
「auビジネスW割」では、まず月額基本使用料が50%オフになります。そして法人通話の月額定額料がau30回線まで無料になる(31回線目からは月額利用料900円)ほか、社内間の通話・Cメールが24時間無料になり、他社の固定電話、携帯・スマホへの通話・パケット通信が通常より20%オフになります。
さらに、社内の固定電話がKDDIであれば、au携帯電話・スマホから固定電話への通話料24時間が無料になるのです。 また、無料通話をグループ間で分け合うことができますので、社員間で通話料・通信量に差が出ているときに無料通話が無駄にならずに済みます。
3.まとめ
auの強みは、基本料金が低いことにあります。また、この他にも法人向けに様々な料金プランが用意されています。まずは社内、社外、パケット通信等、どのやり取りに比重が置かれているのかを把握してみることが大切です。
一見お得に見える料金プランでも、実は向いていなかったということもあるのです。またネット通信、固定電話、全て他社からの乗り換えをすれば、更にお得になる可能性がありますので一度見積りをして検討してみましょう。